みずのわ出版


 山口県周防大島の出版社、です


深夜、雷鳴のなかでしきりに鳴き続ける野犬の遠吠えに、ふと永遠を思っていた
平野遼水彩素描集

平野遼

深夜、雷鳴のなかでしきりに鳴き続ける野犬の遠吠えに、ふと永遠を思っていた

   ――平野遼水彩素描集


平野遼 画・文
平野清子 編

2012年11月刊
B5変形判上製61頁(オールカラー)
本体3300円+税
ISBN978-4-86426-017-6 C0071

装幀 林哲夫
プリンティングディレクション 熊倉桂三(山田写真製版所)
印刷 (株)山田写真製版所
製本 (株)渋谷文泉閣
編集協力 福島清・大原隆弘




地獄の季節を私は通って
今は喘鳴する肉体を
アトリエの中にしずめている
何という美しさだ
何という心躍る悦びか……
もう何があったって絵を描きながら
くたばりたいと念じている
ランボオの苦痛を思い続ける
なにひとつ検査の結果を
知らされぬまゝ
紅葉したケヤキの中を
よろめく足で帰って来たのだ(日記抄より)

[目次]
輪郭から内部へ(『平野遼展―光と線の交響―』下関市立美術館、1991年より)
水彩・素描35点
日記抄 1990.11-1992.11
略年譜・展覧会略歴

[著者]
平野遼(ひらの・りょう)
1927-1992。画家。大分県生。画文集『熱風の砂漠から』『地底の宮殿』(湯川書房)、詩集『青い雪どけ』(松永伍一編、生活の友社)、水彩素描集『疾走する哀しみ』『平野遼書簡集 やわらかな視線』(スイッチ・パブリッシング)など。平野清子(妻)への聞書による評伝『平野遼 青春の闇』(みずのわ出版)がある。

[用紙・刷色]
ジャケット スポットライトFS ナチュラルホワイト 菊判T目 77.5kg 4°+マットPP
表紙 キクラシャ 濃鼠 菊判Y目 69.5kg 1°
見返し キクラシャ 濃鼠 菊判Y目 69.5kg 1°
扉 共紙
本文 スポットライトFS ナチュラルホワイト 菊判Y目 77.5kg p.1〜48=4°/p.49〜64=1°



このページのTOPへ戻る



ウエッブサイトから注文・問合せ