みずのわ出版


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―詳 細―

水平の人 ――栗須七郎先生と私

水平の人 ――栗須七郎先生と私

水平の人

   栗須七郎先生と私


鄭承博(チョン・スンバク) 著
2001年3月刊 四六判上製238頁
本体2500円+税
ISBN978-4-944173-14-3
装幀 林哲夫
在庫僅少




2001年1月、77歳で急逝した在日朝鮮人作家の遺稿。「水平の行者」栗須七郎から鄭承博へと引き継がれた「水平道」の精神を伝える。2000年末に前編を脱稿、絶筆となった「栗須七郎伝」(未完)ほか、彫刻家・金城実との対談など収録。

[著者]
鄭承博(チョン・スンバク)
1923年、日帝植民地支配下の韓国慶尚北道に生まれる。9歳で来日。工事現場の飯炊き、農家の奉公人などをするうちに水平社の指導者、栗須七郎と出会い、書生として援助を受け、小学校を卒業、無線学校で学ぶ。戦争の激化とともに強制連行された朝鮮人 ・ 中国人と共に徴用工として苛酷な土木工事に従事。命がけで脱走。各地を転々とするうちに大阪大空襲に遭い、淡路島で日本の敗戦を迎える。戦後は行商、焼肉店、スナック経営などで生計を立てながら、1960年頃から創作に取り組み、自伝的小説「裸の捕虜」で1972年度農民文学賞受賞、芥川賞候補となる。2001年1月18日死去。
著書『鄭承博著作集』全6巻(新幹社)、『長田随想』(ひごろ書房、写真…牧田清)など。


[目次]

1 栗須七郎伝
2 栗須七郎先生
3 矢印を追う旅、ほか
4 飯場の飯炊き
    一九四五年晩秋
    新世界のおばさん 一九四五年晩秋(二)

熱と光の文化創造めざして 対談…金城実
解説 「水平の行者」栗須七郎と鄭承博文学  中川健一
栗須七郎・鄭承博 略年譜
栗須七郎関係の主な資料
初出一覧




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