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spin 01

林哲夫 編
2007年2月刊
A5判96頁ペーパーバック
本体1000円+税
ISBN978-4-944173-47-1 C0095
装幀 林哲夫
品切
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林哲夫(「sumus」編集人、画家、装幀家)編集による文芸誌の創刊号。「spin」とは製本用語で「栞ひも」のことで、今後、半年1回(1・7月)のペースで刊行の予定。林哲夫の連載「淀野隆三日記を読む」完結まで、7、8年はかかる……らしい。

[目次]
幻脚記 一 ジャコメッティ・ヴィジョンについて 鈴木創士
珈琲漫談 一 山猫軒にて 間村俊一・内堀弘・林哲夫
エエジャナイカ 1 雨の十一月 北村知之
淀野隆三日記を読む 一 林哲夫
みずのわ編集室 1 柳原一德

[用紙]
表紙 ヴァンヌーボVG ホワイト 四六判Y目180㎏
本文 コスモバルキー A判T目44㎏

[編者贅言]
 全く思いがけなくも淀野隆三の日記を読み通すという願ってもない機会を与えられた。しかも発表することを前提に活字(データ)化してよろしいという話である。ただ、日記は淀野隆三の生涯に渡るものであって、その分量も生半可ではない。どのような形で発表すれば良いだろうか……、あれこれ思案したあげく、新しい雑誌を創刊するのが一番良いという結論に達した。そこでこのところ世話になりっぱなしのみずのわ出版に打診してみると、面白そうだからやってみましょうという快諾である。太っ腹なのか、ヤケクソなのか、いずれにせよ、こちらとしては大いに助かった。
 版元雑誌となれば、できるだけ多くの人に読んでもらえるものにしたい。そこでまずは敬愛する装幀家・間村俊一さんに登場していただこうと決めた。間村アトリエを訪問するについては、詩歌を主に扱う石神井書林の内堀弘さんを誘って詩人・間村俊一の側面を引き出そうと企てた。お二人はタイガースファンということでも共通している。たいへん愉快な半日となった。
 鈴木創士さんとは福島清氏の出版記念会で初めてお会いした。中島らもの親友であり、気鋭の評論家、仏訳者である、というようなことは全く存じ上げなかったが、この人だというカンが働き、その場で原稿を依頼した。偶然か必然か、間村、内堀、鈴木の各氏はいずれも一九五四年の生まれである。
 もっと若い人にも参加してもらいたいと思い、ブログなどで人気の北村くんに紙媒体デビューをお願いした。
 なお「スピン」は「しおり紐」という意味の出版用語である。(林哲夫)

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