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第3集 2007-2008宮本常一離島論集第3巻

島―瀬戸内海をあるく
第3集 2007-2008 宮本常一離島論集第3巻

斎藤潤 著全国離島振興協議会・公益財団法人日本離島センター 監修
2014年6月
A5判上製255頁
本体3000円+税
ISBN978-4-86426-009-1 C0395
装幀 林哲夫
ジャケット写真 小林惠
価格 <% total_price.toLocaleString() %> 円(税込)
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東北大震災と原発爆発とその後の社会的混乱、出版をめぐる状況のさらなる悪化、小社の周防大島移転などにより、2011年秋刊行の予定が3年遅れた。
瀬戸内島嶼部の多様性はもとより、農業生産者価格や魚価の低迷、燃料油高騰、離島コスト、出稼ぎ、架橋・航路浚渫・海砂採取等による補償金、橋脚の島、過疎化、高齢化、少子化、島における学校の重要性など、瀬戸内の島々が戦後70年直面しつづけてきた諸問題が凝縮された一冊。それは、日本の僻地が抱える諸問題として読み替えることもできる。

[目次]
2007年
第23景 手島・小手島 知られざる塩飽のテシマの現状と課題
第24景 青島 辿りつけない島で、医療の理想型について考える
第25景 沼島 「沼島の春」、その後―14年を経た沼島の現状
第26景 六口島・松島・釜島 観光と漁業で踏みとどまる島と風前の灯の島

2008年
第27景 岩城島・赤穂根島 島の農業をめぐるさまざまな試み
第28景 馬島・佐合島 自治体をまたいだ航路合併とその後の現状を探る
第29景 与島・小与島・岩黒島・櫃石島 本州と四国を繋ぐ橋脚にされた島々の20年
第30景 岡村島・大下島・小大下島 遠く離れた都市に呑みこまれた小さな島々

あとがきのような覚書 斎藤潤
解説 斎藤潤さんの歩き方、島への目線 高木泰伸(周防大島文化交流センター学芸員)
監修 景観遺産と記憶遺産 三木剛志(日本離島センター季刊「しま」編集長)
本書でとりあげた瀬戸内海の島々
索引

[著者]
斎藤潤(さいとう・じゅん)
1954年岩手県盛岡市生まれ。島、旅、食、船、自然、環境、産業史、農林水産業をテーマに執筆をしているフリーライター。季刊「しま」(日本離島センター)の他に、「コーラルウェイ」(JTA)、「サライ」(小学館)、「ノジュール」(JTBパブリッシング)、「島へ。」(海風舎)、「中国新聞」などに執筆。著書に、「しま」連載をまとめた『島―瀬戸内海をあるく 第1集 1999-2002』『同 第2集 2003-2006』(みずのわ出版)、『日本《島旅》紀行』『沖縄・奄美《島旅》紀行』『旬の魚を食べ歩く』『東京の島』『トカラ列島』(以上、光文社新書)、『島で空を見ていた―屋久島・トカラ・奄美・加計呂麻島の旅』(幻冬社)。共著に『沖縄いろいろ辞典』(新潮社)、『島・日本編』(講談社)などがある。

[用紙/刷色]
ジャケット MTA+FS 四六判Y目135kg 4°+マットPP
表紙 NTほそおりGA あさぎ 四六判Y目100kg K/1°
見返し NTほそおりGA あさぎ 四六判Y目130kg
別丁扉 MTA+FS 四六判Y目110kg 特色1° DIC541/1°
本文 淡クリーム琥珀N A判T目 46.5 kg

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