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「震災五年」の神戸を歩く (みずのわ文庫1)
2000年3月刊
四六判上製94頁
本体1200円+税
ISBN978-4-944173-06-8
装幀 林哲夫
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『阪神大震災・被災地の風貌―終わりなき取材ノートから』(1999年3月、小社刊)の続編。被災地・神戸から、忘却と虚妄にかまける現代日本の精神のありようを視る。中規模の地震を未曾有の大震災に変えてしまった政治なり社会のありようが反省され、糾されるどころか、震災前と何ら変わらぬまま「継続」或るいは「拡大・再生産」されているところに、被災地の抱える憂鬱を視る。
目次
第一章 「震災五年」の忘却と現実
第二章 神戸空港問題とは何か
第三章 神戸市長リコール運動をめぐって
第四章 「孤独死」に思う
第五章 「まちづくり」のありようを考える
第六章 宮崎辰雄・前神戸市長の死去に思う
第七章 雲仙。普賢岳被災地再訪
第八章 あるシマンチュウの鎮魂記をめぐって
第九章 民衆の闘いが未来を切り拓く
著者
柳原一徳(やなぎはら・いっとく)
1969年(昭和44)神戸生。兵庫県立御影高校を経て1990年(平成2)日本写真専門学校卒業。記者職(奈良新聞、奈良テレビ)、編集職(解放出版社)等を経て1997年神戸でみずのわ出版創業。2011年(平成23)山口県周防大島に移転。「宮本常一離島論集」「宮本常一ふるさと選書」など編集。みかん農家兼業。公益社団法人日本写真協会会員。「本とみかんと子育てと」(2021年)で第37回農業ジャーナリスト賞特別賞、第35回地方出版文化功労賞奨励賞受賞。